こんにちは!桧家住宅の長野です。

家づくりを進めるなかで、家事負担を軽減できる間取りにしたいという方も少なくありません。最近人気なのが「ランドリールーム」をつくるケース。今回は、そんなランドリールームの3つのメリットとデメリットについてご紹介します。

ランドリールームってなに?


まず、ランドリールームとは何をする部屋なのかをご説明しますね。ランドリールームとは、洗濯に関わる家事を行う専用スペースのことをいいます。洗濯物を「洗う、干す、取り込む、アイロンがけをする、畳む」を一室で行えることが一番の魅力です。

ランドリールームの3つのメリット


①洗濯家事の効率がアップする
先程少しご説明した通り、ランドリールームがあると洗濯家事が効率的にできてラクになります。洗濯物を干したり取り込んだりするために1階と2階を行き来することもなくなり、負担が軽減できます。また、作業するごとに生じる移動の手間も省けるので時短につながります。

②天気や時間を気にせずに洗濯物が干せる
ランドリールームには、洗濯物を干すスペースがあるので、雨の日でも夜遅くでもいつでも洗濯をすることができます。外干しの場合、急な雨に濡れたり強風で飛ばされたりすることもありますが、そのような悩みも解決できます。

③防犯対策に効果的
外干しの場合、洗濯物のサイズや色から子どもや女性が住んでいることや、学校や職場の制服や体育服のゼッケンから身元が特定されてしまう可能性があります。ランドリールームに洗濯物を干すことで、そのような情報が外部に漏れることもなく防犯対策になります。

ランドリールームの3つのデメリット


①ある程度の広さが必要
ランドリールームを設ける場合は、ある程度の広さが必要になります。設けることで他のスペースが狭くなってしまうケースもあります。間取りを検討する段階で、広さや設置場所には注意しておきましょう。

②湿気対策が重要
ランドリールームに洗濯物を干すことになるので、通気性が重要になってきます。通気性や日当たりを考慮せずに設けてしまうと、湿気がこもりやすくなってカビが生じてしまうことも…。風通しをよくするために窓を2つ設置する、換気扇を設置してランドリールーム内の空気を循環させるなどして対策しましょう。

③使用頻度が低くなってしまうことも
お子さまがいる場合は、毎日の洗濯物の量も多いのでランドリールームは大活躍することでしょう。しかし、お子さまが成長して独立して家族構成が変化することによって、あまり使わなくなるケースもあります。ランドリールームが無駄なスペースにならないよう将来も見据えて検討するようにしましょう。

いかがでしたか?


今回は、家事効率アップにつながるランドリールームについてご紹介しました。最後に、使いやすいランドリールームにするためのポイントを2つご紹介します。

①配置
ランドリールームを設置する場所が重要になってきます。洗面脱衣室の近くに設置するのが一般的になっていますが、それに加えてキッチンの近くに設置すると、洗濯をしながら食事の準備や洗い物をすることができるので、さらに家事効率がアップします。

②広さ
家族の人数や職業によって広さも変わります。一般的には4人家族で3帖程度の広さが必要だと言われています。家族構成やライフスタイルに合わせた広さにすることがポイントです。

ぜひランドリールームを検討するときは、参考にしてみてくださいね。

  • 最新記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
TOP